備忘録: 2011年パドルテニス講習会より 

5回:201193日(土曜日) 

2. ゲームの際の最初のフォーメーションと基本戦略

ボレー禁止のシングルスのゲーム: 相手を左右にゆさぶる、少し山なりのボールにしてみたりして、スピードを変化させる、などの駆け引きの練習になる。
ダブルスで、最初のリターンのみ前衛にあて、そのあとはフリー: 特にレシーバーサイドの二人のポジション取り、お互いをカバーすることに気をつける。 また、「出球(でだま)」をいかに打つかの練習にも。

サーバー側の前衛: レシーバーの体と打つ前のラケットの間の位置に対して、正面になるところに立つと、レシーバーから見た空きスペースが最も少なくなる。 
他の目安としては、一歩外側にステップすれば、ストレートへのリターンパスに対処できる位置。
さらに工夫するには、最初は、本来の前衛の位置より少し後ろ気味に立っていて、
サービスが深めに入ったら、少し前に出ながら、上に述べた立ち位置で待ち、サービスが浅めになったら、前には出ずにロブに対処する、というやり方も可能。

レシーバー側の二人: サーブの前の位置はエンドラインの2030cm後ろが基本。 それより前に出ると、足元に打たれて難しいショットをすることが多くなるので不利。 よほど前衛がうまいボレーをしないかぎり、サーバーと同じサイドのネットに近いコースにはボールは来ないので、ここ以外のコースに対処することに集中すること。 
0-30ぐらいの有利なカウントになるまでは、無理をしない。 
別の観点としては、チャンスがあれば前に出るために、その前の「出球(でだま)」をいかに打つか、を考えるようにしたい。 例えば、相手が二人とも前にべったり詰めてきたときに深くロブを上げる、サーバーがサーブの後に前に出てこなかった場合に深めのストロークで返す、浅くゆるく返ってきた球や高めに浮いてきた球を低めに沈めて返す、など。 

レシーバーサイドのサービスリターンをする人: リターンをバックハンドでしたくないのか、ついつい左寄りに立っている場合が多いが、たとえばデュースサイドのポイントのときに、サイドラインに近いサービスが来ると、外に追い出されてしまって、二人のバランスがくずれ、あちこちに穴が生じる。 バックハンドで返すべきコースは、バックハンドで返せるように練習したい。

3. その他

竹之丸パドルテニスクラブ

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1. 前に踏み込んで打つストローク (一部復習) 

普通のテニスのようにテークバックを大きくとると、間に合わないことが多いので、パドルテニスでは、前正面に踏み込んで打つやり方が有効。
テークバック(バックスイング)は、立っていた位置において、正面から
90度(真横)程度を目安に。 踏み込んだ足のつま先がネットの方向に向くように。
(以下右利きのフォアハンドストロークの場合) 左足は、右足から見て正面前に かかとからついて、前正面に踏み込みながら打つ。 踏み込みながら体重が移動するので、ボールの勢いが大きく増す。 ボールは、バウンドした後の上がり際 から 上がりきる少し前まで の間のタイミングが打ちやすい。